文献

J-GLOBAL ID：201202256774987373   整理番号：12A1032098

IRを用いた金属酸化物の酸/塩基特性の包括的研究

Comprehensive IR study on acid/base properties of metal oxides

著者 (3件)： TAMURA Masazumi (Global R & D, Kao Corp., Wakayama, 640-8580, JPN) ,  SHIMIZU Ken-ichi (Catalysis Res. Center, Hokkaido Univ., N-21, W-10, Sapporo 001-0021, JPN) ,  SATSUMA Atsushi (Dep. of Molecular Design and Engineering, Graduate School of Engineering, Nagoya Univ., Nagoya 464-8603, JPN)
資料名： Applied Catalysis. A: General  (Applied Catalysis. A: General)
巻： 433-434  ページ： 135-145  発行年： 2012年08月08日 
JST資料番号： D0691C  ISSN： 0926-860X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 広範囲の金属酸化物の酸/塩基特性(型,強度および数)をIR(赤外)分光法で研究した。アンモニア,ピリジンおよびCD₃CNを酸性度測定の探針分子に用いた。CO₂,CHCl₃,ベンズアルデヒドおよびニトロベンゼンを塩基性度測定に用いた。酸点の性質と数のためのピリジン,酸点の強度のためのCD₃CN,塩基点の強度のためのCHCl₃および塩基点の数のためのニトロベンゼンは各々適切な探針であることが見出された。質量分析と組み合わせたIRによって種々の金属酸化物に対して見積もられた,酸点へのピリジンおよび塩基点へのニトロベンゼンの吸光係数は平均値の±10%以内であり,これは積分された分子吸光係数が種々の酸化物試料の酸点/塩基点の半定量化に用いられることを示している。この研究での包括的なIRの結果は,単純なIR実験によって金属酸化物上のLewisおよびBronsted酸点と塩基点の性質を特性解析するのに利用できるであろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *金属酸化物 ,  *酸性 ,  Lewis酸 ,  Broensted酸 ,  *塩基性 ,  強度 ,  数 ,  *定性分析 ,  *定量分析 ,  *FTIR分光法 ,  固体酸 ,  固体塩基 ,  プローブ ,  二酸化炭素 ,  アンモニア ,  吸収係数 ,  電気陰性度 ,  性能分析 ,  脂肪族塩素化合物 ,  トリハロメタン ,  芳香族ニトロ化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アルデヒド
準シソーラス用語： 探針 ,  特性解析 ,  分子吸光係数

分類 (3件)： 物理化学一般その他  (CB01030T) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

物質索引 (5件)： アセトニトリル-d3 ,  クロロホルム ,  ニトロベンゼン ,  ピリジン ,  ベンズアルデヒド

タイトルに関連する用語 (5件)： Ir ,  金属酸化物 ,  酸 ,  塩基 ,  研究