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J-GLOBAL ID：201202256871867226   整理番号：12A0931671

音声認識および平均ホルマント周波数識別における有声音声および囁き声での性能の比較

Comparison of performance with voiced and whispered speech in word recognition and mean-formant-frequency discrimination

著者 (4件)： IRINO Toshio (Fac. of Systems Engineering, Wakayama Univ., 930 Sakaedani, Wakayama 640-8510, JPN) ,  AOKI Yoshie (Fac. of Systems Engineering, Wakayama Univ., 930 Sakaedani, Wakayama 640-8510, JPN) ,  KAWAHARA Hideki (Fac. of Systems Engineering, Wakayama Univ., 930 Sakaedani, Wakayama 640-8510, JPN) ,  PATTERSON Roy D. (Centre for the Neural Basis of Hearing, Dep. of Physiology, Dev. and Neuroscience, Univ. of Cambridge, Downing ...)
資料名： Speech Communication  (Speech Communication)
巻： 54  号： 9  ページ： 998-1013  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： W1590A  ISSN： 0167-6393  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,話者特徴の認識および音声認識における声門パルスレート(GPR)および平均ホルマント周波数(MFF)の相互作用に関する一連の研究がなされている。本論文では,有声音声において達成された認識および識別性能と,囁き声による単語で達成された性能の比較を行うことにより,その研究の拡張を行った。認識実験を行い,有声単語のGPRが正常範囲の中にある場合には,囁き声での単語での性能が有声単語を用いた場合の性能よりもすべてのMFFにおいて若干悪くなることを示した。しかし,この範囲以下の所でGPRが低下するに従い,有声単語の性能は減少し,最終的に囁き声での単語の性能よりも悪くなった。この識別実験により,MFFに対する丁度可知差違(JND)が発声励起モードに基本的に非依存であることを示した。即ち,JNDは,すべての話者のタイプに対して有声単語および無声単語の両者に対して5%に近くなった。GPRおよびVTL間の相互作用は,これら実験の中で用いられた値の全域においてGPRを用いて改善される音声の内部表現の安定性の観点から解釈される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *音声認識 ,  *音声分析 ,  判別分析 ,  声門 ,  単語 ,  周波数 ,  ホルマント ,  比較 ,  評価試験 ,  安定性 ,  音声 ,  発声障害
準シソーラス用語： *音声識別 ,  丁度可知差違 ,  平均ホルマント周波数 ,  無声 ,  有声音声 ,  囁き声

分類 (2件)： パターン認識  (JE07000S) ,  音声処理  (JE05000E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 音声認識 ,  平均 ,  ホルマント ,  周波数識別 ,  有声音