文献

J-GLOBAL ID：201202257164523193   整理番号：12A0940124

銀を含有するまな板の抗細菌活性

Antibacterial activity of cutting boards containing silver

著者 (5件)： MORETRO Trond (Nofima AS, Osloveien 1, N-1430 Ås, NOR) ,  HOIBY-PETTERSEN Gunn S. (Nofima AS, Osloveien 1, N-1430 Ås, NOR) ,  HOIBY-PETTERSEN Gunn S. (Norwegian Univ. of Life Sciences, N-1430 Ås, NOR) ,  HALVORSEN Catherine K. (Nofima AS, Osloveien 1, N-1430 Ås, NOR) ,  LANGSRUD Solveig (Nofima AS, Osloveien 1, N-1430 Ås, NOR)
資料名： Food Control  (Food Control)
巻： 28  号： 1  ページ： 118-121  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： W0246A  ISSN： 0956-7135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現研究において,銀ゼオライトあるいはナノ銀を含有する3市販入手可能まな板の抗細菌活性が研究された。黄色ぶどう球菌の5株の混合がまな板片に付着され,その後,開放表面上の35~93%相対湿度あるいは24時間の日本式産業標準フィルム試験における100%相対湿度に静置された。銀ゼオライト含有まな板は標準試験において抗微生物活性を示した。しかし,低い湿度ほど,より多くの細菌が対照まな板において殺菌され,銀ゼオライト含有まな板に追加的削減は観察されなかった。細菌が十分強度成長培地に懸濁された時,銀含有まな板のいずれにも抗細菌活性は観察されなかった。ナノ銀のみを含有するまな板は低栄養条件の塩化ナトリウムの存在下で効果を示した。高栄養条件及び湿度での効果の欠如は他の食品関連細菌(コアグラーゼ陰性ぶどう球菌,大腸菌,サルモネラ属,Serratia及びリステリア菌)により確認された。結論として,乾燥あるいは汚れた条件での銀含有まな板の活性の欠如は実際的使用における衛生効果を制限すると思われる。一般的に使用される日本式産業的標準フィルム試験は,実際的食品調製状況に比べ,銀含有まな板の抗細菌作用を過大評価すると思われる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *調理器具 ,  *食品衛生 ,  銀 ,  *抗細菌作用 ,  ゼオライト ,  黄色ぶどう球菌 ,  塩化ナトリウム ,  ぶどう球菌属 ,  大腸菌 ,  リステリア菌 ,  Serratia ,  サルモネラ属 ,  依存性 ,  相対湿度
準シソーラス用語： コアグラーゼ陰性ブドウ球菌 ,  *まな板 ,  湿度依存性

分類 (3件)： 日用品・雑貨工業一般  (ZB01000J) ,  食品衛生一般  (FJ01051H) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 銀 ,  まな板 ,  抗細菌活性