抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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魚ロボットは,従来の海洋調査用のアクアロボットでは入り込めない狭い場所でも活動できる。本文では水の澄んだ浅瀬海域で,自律的に行動できる小型アクアロボットの開発を目標として,FPGAボードを作製し,CMOSカメラから得られる画像をもとにデジタル画像相関法で自己位置推定を試み,次の結果を得た。1)カメラで取得した2フレームの画像相関を求める上で,直接画像相関法と残差二乗和相関法で比較検討した結果,残差二乗和相関法の方が相関のピーク位置を明確に捉えることができた。2)VHDLでブログラミングしたコードをFPGA上でハードウェア化し,そのFPGAボードとCMOSカメラを工作機械のスピンドルヘッド部に取り付けた。そのCMOSカメラの位置を推定する実験を試み,所定の結果を得た。3)小型魚ロボット(全長260mm)を製作し,本FPGAボードを内部に組み込んで自己位置推定の実験を試みた。現状において,最大で10%程度の誤差が発生した。