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J-GLOBAL ID:201202257678877881   整理番号:12A0782979

FeSe1-xTex(0.6≦x≦1)単結晶の超伝導及び常伝導状態の比熱研究: 強結合超伝導,強い電子相関,不均一性

Specific-Heat Study of Superconducting and Normal States in FeSe1-xTex (0.6≦x≦1) Single Crystals: Strong-Coupling Superconductivity, Strong Electron-Correlation, and Inhomogeneity
著者 (6件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 054708.1-054708.7  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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成長させたまま及び焼なましたFeSe1-xTex(0.6≦x≦1)単結晶の電子比熱を調べた。0.6≦x≦1の焼なました単結晶はバルク超伝導を示し,超伝導転移温度Tcで明確な比熱跳躍を有した。2Δ0/kBTc0:単バンドBCS s波モデルを用いて推定した0Kにおける超伝導ギャップ]及びΔC/(γn0)TcC:Tcにおける比熱跳躍,γn:常伝導状態における電子比熱係数,γ0:超伝導状態の0Kでの残留電子比熱係数]は何れも十分に焼なました単結晶(x=0.7)で最大(それぞれ4.29と2.76)であり,超伝導が強結合であることを示唆した。熱力学的臨界場も推定した。γnはバンド計算から推定したものよりも一桁強度が高く,x=0.6~0.9でxの増加と共に増大し,これは電子有効質量の増加,即ち電子相関の増大に起因すると思われる。十分に焼なました単結晶(x=0.8~0.9)でも超伝導状態でγ0の有限値が残ることが分かり,実間隔及び/又は運動量間隔における不均一電子状態を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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金属系超伝導体の物性 

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