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J-GLOBAL ID:201202258558426939   整理番号:12A1223359

カシューナッツ殻液の給餌によるウシからのメタン産生の軽減

Mitigation of methane production from cattle by feeding cashew nut shell liquid
著者 (9件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 5308-5316  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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メタン産生およびルーメン発酵に及ぼすカシューナッツ殻液(CNSL)の給餌の影響を,瘤胃フィステル処置の3頭のホルスタイン非授乳中乳牛を用いて調査した。乳牛は濃厚飼料と乾草飼料(6:4比率)を4週(対照期間)給餌し,そして,次の3週間の間CNSLを含有するペレットと同じ飼料を続けた(CNSL期間)。2つの試験を,二酸化ケイ素だけ(試験1)またはいくつかの他の成分によって混ぜ合わせたCNSLペレット(試験2)を用いた。各々のペレット型は,一日につき体重の4g/100kgでCNSL摂取をすように,乳牛に給餌した。メタン生産を測定し,そして,エネルギー平衡,栄養消化率および瘤胃微生物変化を監視した。CNSL給餌の試験1および2における乾物摂取量の単位当たりメタン生産は,それぞれ,38.3および19.3%減少した。メタン排出としてのエネルギー損失は,CNSL給餌で9.7から6.1%(試験1),そして,8.4から7.0%(試験2)まで減少したが,一方,糞便(試験1)および熱産生(試験2)に対して損失は増加した。保持されたエネルギーは,対照およびCNSL期間の間で差はなかった。乾物および総エネルギーの消化率は,試験1のCNSL給餌によって減少したが,試験2において差はなかった。給餌したCNSLは,両方の試験で酢酸塩および総短鎖脂肪酸レベルの減少およびプロピオン酸塩の割合の増加を引き起こした。メチル補酵素-Mレダクターゼ・サブユニットA遺伝子およびその発現の相対的なコピー数は,CNS給餌によって減少した。Ruminococcus flavefaciens,Butyrivibrio fibrisolvensおよびTreponema bryantiiのような線維素溶解性であるかギ酸塩生産種の相対的な豊度は減少したが,しかし,Prevotella ruminicola,Selenomonas ruminantium,Anaerovibrio lipolyticaおよびSuccinivibrio dextrinosolvensを含むプロピオン酸塩生産に関連した種は増加した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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牛  ,  特殊飼料  ,  胃 
タイトルに関連する用語 (5件):
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