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J-GLOBAL ID:201202258579412660   整理番号:12A0379840

ホウオウボク赤花からのフェノール酸およびフラボノール水抽出物

Phenolic acid and flavonol water extracts of Delonix regia red flowers
著者 (10件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 303-310  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ホウオウボク花からの水抽出物は,アフリカ諸国では伝統的な健康飲料として家庭で作られてきた。その地域の生物多様性植物に数えられ,地元では医薬品として用いられてきた。アフリカ村落共同体の中ではバイオ製品の一つとして市販されている。この地元の料理法を模倣しホウオウボクの規模拡大が計られることによって,種々の天然フェノール類が濃縮されているバイオ製品が出回るようになったが,大部分は未だに公表されていない。水抽出可溶性フェノール類の濃縮には酸性水で一晩中拡散した乾燥植物からのフェノール抽出,膜ろ過技術が用いられた。総フェノール含有量は,フォリン-チオカルト法を用いて没食子酸に換算して決定され,総フラボノール含有量をデルフィニジンに換算して可視・紫外分光比色法で決定した。処理の間に得られた3共通産出物中に含まれていた両フェノール類(フェノール酸およびフラボノール)の濃縮要素の比較は,生の抽出物,クロスフロー精密ろ過抽出物と逆浸透膜濃縮抽出物との間でなされた。産出物に認められた個々のフェノール化合物は,HPLC-DAD分析およびHPLC-MS分析により特徴づけられ,定量された。水抽出物中で同定された11フェノール化合物の中で,3化合物は文献に記載され,8新規化合物が,未だ未記載である。没食子酸,プロトカテク酸のようなフェノール酸およびクエルセチンが確認された。安息香酸および7フラボノールの存在が初めて明らかにされた。HPLC-MS分析およびNMR分析を用いて,ルチン,クエルセチン-3-O-グルコシド,クエルセチン-3-O-ガラクトシド,クエルセチントリヘキソシド,クエルセチン-3-O-ロビノビオシド,ケンフェロールラムノシルヘキソシドおよびイソラムネチンラムノシルヘキソシドが同定かつ定量された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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薬用植物  ,  植物の生化学  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール 
物質索引 (4件):
物質索引
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