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J-GLOBAL ID:201202258685288677   整理番号:12A1337892

ドーパミンの電気化学的検出のための磁性ナノ粒子に基づくインピーダンス測定バイオセンサ

Impedimetric biosensor based on magnetic nanoparticles for electrochemical detection of dopamine
著者 (3件):
資料名:
巻: 177  号: 17  ページ: 1531-1537  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: T0553A  ISSN: 0921-5107  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ドーパミン検出のための電気化学的センサの利用を制限している困難性の一つはアスコルビン酸からの干渉である。この問題を磁性ナノ粒子を基にした適当な電極物質の合成と特性評価で処理することを求めた。アスコルビン酸からの干渉を,ペグ化アルギニン官能化磁性ナノ粒子(PA-MNP)で負性電極表面を作製して克服した。ナノ粒子の特性を種々の技術,すなわち,X線回折,Fourier変換赤外分光法,透過型電子顕微鏡,振動試料磁力計で調べた。提案したセンサの電気化学的挙動をサイクリックボルタンメトリーで調べた。センサはドーパミンに対し,高い感度と選択性を示した。改良電極の応答機構は,負に帯電した電極と正に帯電したドーパミン間の相互作用に基づく。最適化条件下で,線形較正プロットから,1~9mMの濃度範囲でドーパミンのアンぺロメトリック検出に対して,0.9836の線形相関係数,121μA/mMの感度,7.25μMの検出限界を得た。電気化学的インピーダンス分光法(EIS)を改良電極の界面特性の研究に使用した。分極抵抗(Rp)は10μM~1mMの範囲のドーパミン濃度で線形に増加し,14.1μMの検出限界(LOD)を計算で得た。高い検出感度と選択性,マイクロモルの検出限界,高い再現性は,電極表面を容易に準備できることと合いまって,このシステムを医薬や臨床製剤でのドーパミンの定量において適切なものとしている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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分析機器  ,  電気化学反応 
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