抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地球温暖化の影響評価研究に必要な気候モデル出力の意味と性質を解説した。地球温暖化予測の意味として天気予報との差異を説明した。モデルの地形は現実の地形とは異なって,水平分解能が低いと高い山が表現できない,現実の海が陸として表示されるなどの問題点を指摘した。空間代表性では,格子モデルで表現できる最も短い波動現象の波長は格子2個分の長さである事などを説明した。時間分解能では,気候モデルによる極端な現象の再現性は影響評価研究者を満足させる水準には達していない恐れを述べた。以上に加えて,モデル誤差と不確実性の評価にも言及した。