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J-GLOBAL ID：201202259570152409   整理番号：12A0790888

ヒトとCaenorhabditis elegansチミジンキナーゼ1の活性部位突然変異の比較研究

Comparative active-site mutation study of human and Caenorhabditis elegans thymidine kinase 1

著者 (3件)： SKOVGAARD Tine (Roskilde Univ., DNK) ,  UHLIN Ulla (Swedish Univ. Agricultural Sci., Uppsala, SWE) ,  MUNCH-PETERSEN Birgitte (Roskilde Univ., DNK)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 279  号： 10  ページ： 1777-1787  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,ヒトチミジンキナーゼ1(HuTK1)が結晶化され,異なるリガンドを用いて特性化されている。TK1基質特異性を理解するために,2つのチミジンキナーゼHuTK1と線虫類TK1(CeTK1)の変異により,活性部位の構造活性相関を比較した。HuTK1のアミノ酸T163,M28およびL124とCeTK1の相当するアミノ酸S182,L42およびL143を部位特異的変異誘発により変異させて調べた。HuTK1-M28I変異体はdCydに活性を示さなかったが,CeTK1-M42I変異体は活性を示した。HuTK1のT163S変異体はAZTに対するKmが天然基質と比較して大幅に減少した。T163S変異体の結晶構造を野生型の構造と比較して,dThdとAZTの結合を議論した。この新規TK1変異体の自殺遺伝子治療への応用を議論した。

シソーラス用語： ヒト ,  Caenorhabditis elegans ,  *チミジンキナーゼ ,  基質特異性 ,  *活性部位 ,  部位特異的変異誘発 ,  構造活性相関 ,  突然変異体 ,  結晶構造 ,  酵素反応速度論 ,  ヌクレオシド類似体 ,  抗エイズ薬 ,  遺伝子療法 ,  アルコール ,  ラクタム ,  アジド ,  酸素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  酵素阻害剤
準シソーラス用語： *チミジンキナーゼ1 ,  自殺遺伝子治療

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (1件)： AZT

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒト ,  Caenorhabditis ,  チミジンキナーゼ ,  活性部位 ,  突然変異 ,  研究