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J-GLOBAL ID:201202260042196559   整理番号:12A0593569

化学エッチングを用いた表面改質によるブルッカイト二酸化チタンナノロッドの光触媒活性の改善

Improvement of photocatalytic activity of brookite titanium dioxide nanorods by surface modification using chemical etching
著者 (5件):
資料名:
巻: 258  号: 15  ページ: 5803-5809  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ブルッカイト二酸化チタン(TiO2)ナノロッドの表面を過酸化水素(H2O2)-アンモニア(NH3)水溶液又は硫酸(H2SO4)水溶液による化学エッチングによって改質した。化学エッチング後のブルッカイトナノロッドをTE,SAED,FE-SEM,XRD,比表面積測定によって特性評価した。H2O2-NH3溶液によるエッチング後のブルッカイトナノロッドはチップ上に新しい結晶面を露呈し,より鋭いチップのナノロッドが観察された。他方,200°CでH2SO4でのエッチングはチップ面にモフォロジー的変化を誘発し,[001]方向に沿っての溶解の結果としてチップ面間の角度は拡がった。しかしブルッカイトナノロッドは室温でのH2SO4エッチングではわずかしかエッチされなかった。ブルッカイトナノロッドの光触媒活性を紫外照射の下で気相におけるトルエン分解によって試験した。H2O2-NH3溶液でエッチされたブルッカイトナノロッドはエッチング前よりもより高い光触媒活性を示した。200°CでのH2SO4エッチングの場合は,エッチング後のブルッカイトナノロッドはより低い光触媒活性を示した。このことへの1つの理由はH2O2-NH3エッチングによって新たに露呈された結晶面の形成がその強い酸化性によってレドックスサイトの分離を改善したのであろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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光化学反応  ,  半導体の表面構造 
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