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J-GLOBAL ID：201202260170393200   整理番号：12A1681545

Na₂SO₄-H₂SO₄-H₂O溶液中の硫酸ナトリウムセリウムへの酸化セリウムの転換動特性

Conversion Kinetics of Cerium Oxide into Sodium Cerium Sulfate in Na₂SO₄-H₂SO₄-H₂O Solutions

著者 (2件)： UM Namil (Dep. of Energy Sci. and Technol., Graduate School of Energy Sci., Kyoto Univ.) ,  HIRATO Tetsuji (Dep. of Energy Sci. and Technol., Graduate School of Energy Sci., Kyoto Univ.)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 53  号： 11  ページ： 1992-1996 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気圧下でバッチタイプガラス反応器を用いて高温で,Na₂SO₄-H₂SO₄-H₂O溶液中での酸化セリウム(CeO₂)の硫酸ナトリウムセリウム(NaCe(SO₄)₂H₂O)への転換を調べた。従属変数として硫酸ナトリウム(Na₂SO₄)濃度,硫酸(H₂SO₄)濃度および反応温度を選び,Na₂SO₄-H₂SO₄-H₂O溶液中の酸化セリウムの硫酸ナトリウムセリウムへの転換に及ぼすこれら3変数の効果を調べた。転換は2つの化学反応を含む。すなわち,酸化セリウムの溶解および硫酸ナトリウムセリウム合成である。実験データは,硫酸ナトリウム濃度および硫酸濃度の増加は転換速度を減少させたが,転換速度は反応温度の上昇とともに増加することを示した。これら3変数について酸化セリウムの硫酸ナトリウムセリウムへの転換動特性を解析し,実験データに合った方程式を確定した。温度についての溶解および合成における速度定数の変化は,120,200kJ/molの活性化エネルギーのArrhenius式にそれぞれ従った。加えて,酸化セリウム溶解の速度定数は,N^-0.3およびC^6.5であり,また酸化ナトリウムセリウム合成ではN^-0.2およびC^-4.3でそれぞれ硫酸ナトリウム濃度および硫酸濃度の関数であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *硫酸ナトリウム ,  硫酸 ,  水 ,  *酸化セリウム ,  反応温度 ,  化学合成 ,  定数 ,  *セリウム化合物 ,  変換 ,  研磨剤 ,  廃棄物 ,  有用物質回収 ,  資源再生 ,  反応速度 ,  化学反応
準シソーラス用語： 速度定数

分類 (2件)： 廃棄物処理  (YA01085W) ,  研削・研摩材  (YC06020Q)

引用文献 (14件)：

• SABIA, R. J. Non-Crystalline Solids. 1999, 249, 123-130
• ONG, N. S. Mater. Process. Technol. 1998, 83, 261-266
• KOSYNKIN, V. D. J. Alloy. Compd. 2000, 303-304, 421-425
• HOSHINO, T. J. Non-Crystalline Solids. 2001, 283, 129-136
• TAO, X. J. Rare Earths. 2009, 27, 1096-1102

タイトルに関連する用語 (9件)： Na2SO4 ,  H2SO4 ,  H2O ,  溶液 ,  硫酸ナトリウム ,  セリウム ,  酸化セリウム ,  転換 ,  動特性