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J-GLOBAL ID：201202260531899619   整理番号：12A0296944

三河湾におけるミズクラゲの輸送過程に関する数値的研究

Numerical study on the transport process of jellyfish Aurelia aurita sensu lato in Mikawa Bay, Japan

著者 (5件)： 青木一弘 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  清水学 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  黒田寛 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  豊川雅哉 (水産総合研究セ 西海区水研) ,  山田智 (愛知県水試)
資料名： 水産海洋研究  (Bulletin of the Japanese Society of Fisheries Oceanography)
巻： 76  号： 1  ページ： 9-17  発行年： 2012年02月01日 
JST資料番号： Y0112A  ISSN： 0916-1562  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 三河湾では,春季から夏季にかけてミズクラゲ(Aurelia aurita)が大量発生し,漁業被害が生じている。そこで本研究では,三河湾を対象とした流動モデルを構築し,ミズクラゲの水平分布輸送に関する流動特性を調べた。Regional Ocean Modeling Systemsを基盤とした3次元流動モデルを構築した。数値実験内でミズクラゲのエフィラからメデューサを模した粒子追跡実験を行った。その結果,三河湾東部において低層貫入がミズクラゲの湾奥部への移動に関与することが示唆された。

シソーラス用語： *ハチクラゲ類 ,  発生 ,  発生生態 ,  追跡 ,  *生物移動 ,  湾 ,  *解析モデル
準シソーラス用語： *Aurelia aurita ,  *ミズクラゲ ,  三河湾 ,  大量発生 ,  *流動モデル ,  粒子追跡

分類 (3件)： 魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  個体群生態学  (EE03030S) ,  沿岸海洋物理学  (DC06060N)

引用文献 (36件)：

• ALBERT, D. J. Aurelia labiata medusae (Scyphozoa) in Roscoe Bay avoid tidal dispersion by vertical migration. J. Sea Res. 2007, 57, 281-287
• ALBERT, D. J. Aurelia labiata (Scyphozoa) jellyfish in Roscoe Bay : Their spatial distribution varies with population size and their behaviour changes with water depth. J. Sea Res. 2009, 61, 140-143
• 青木薫. 伊勢・三河湾におけるミズクラゲ (Aurelia aurita) の生活史の解明. 横浜国立大学大学院環境情報学府修士論文. 2009
• AOKI, K. Horizontal distribution and growth of moon jelly, Aurelia aurita sensu lato, in Mikawa Bay, Japan. Coast. Mar. Sci. 2012
• 青山裕晃. 海況自動観測ブイ10ヶ年観測結果(1991-2000年)からみられる三河湾の赤潮と貧酸素. 愛知県水産試験場研究報告. 2002, 9, 1-10

タイトルに関連する用語 (5件)： 三河湾 ,  ミズクラゲ ,  輸送過程 ,  数値 ,  研究