文献

J-GLOBAL ID：201202260753284582   整理番号：12A1602493

酸化亜鉛の高再現成膜を目的とした8連式回転ディスク電極電析装置の開発

Development of Electrodeposition System Employing 8 Rotating Disc Electrodes for Highly Reproducible Synthesis of Zinc Oxide Thin Films

著者 (7件)： 屋根剛 (岐阜大 大学院工学研究科) ,  神山彰 (岐阜大 大学院工学研究科) ,  平松賢太 (岐阜大 大学院工学研究科) ,  磯谷佳孝 (岐阜大 大学院工学研究科) ,  市瀬圭吾 (岐阜大 大学院工学研究科) ,  吉田司 (岐阜大 大学院工学研究科) ,  吉田司 (山形大 大学院理工学研究科)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 80  号： 11  ページ： 891-897  発行年： 2012年11月05日 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高再現性かつ高制御性な製膜を実現する回転ディスク電極(RDE)方式を用いながらも,より効率的に多量の薄膜試料を得る手段を考案し,そのための製膜装置を開発した。円形の水槽に対して,同一のRDE8基をルーレット状に配置した8連式RDE装置である。これにより均一な酸化亜鉛薄膜を再現性よく電析することができた。また,酸化亜鉛/エオシンY(EY)ハイブリッド薄膜を作製した。これを希アルカリ水溶液に浸漬してEYを除去して多孔質化することができた。この均一性と再現性も良好であり,太陽電池用として有用と見られる。

シソーラス用語： *酸化亜鉛 ,  *再現性 ,  半導体電極 ,  *円盤電極 ,  *電着 ,  製膜 ,  *半導体薄膜 ,  多孔質体 ,  *太陽電池 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  電流電圧特性 ,  ケトン ,  芳香族カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族臭素化合物 ,  フェノラート ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *回転ディスク電極 ,  *電析 ,  色素増感太陽電池

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  太陽電池  (NC03084O)

物質索引 (1件)： エオシンY

引用文献 (22件)：

• 1) S. Peulon and D. Lincot, Adv. Mater., 8, 166 (1996).
• 2) S. Peulon and D. Lincot, J. Electrochem. Soc., 145, 864 (1998).
• 3) T. Pauporté and D. Lincot, Electrochim. Acta, 45, 3345 (2000).
• 4) B. Canava and D. Lincot, J. Appl. Electrochem., 30, 711 (2000).
• 6) T. Pauporté and D. Lincot, J. Electroanal. Chem., 517, 54 (2001).

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸化亜鉛 ,  成膜 ,  回転ディスク電極 ,  電析 ,  開発