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J-GLOBAL ID：201202261336976893   整理番号：12A1387291

多人数インタラクション評価のための姿勢推定

Posture identification for evaluation of multi-party interaction

著者 (3件)： 小松和朗 (九州工大 情報工) ,  嶋田和孝 (九州工大 情報工) ,  遠藤勉 (九州工大 情報工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 176(HCS2012 33-46)  ページ： 25-30  発行年： 2012年08月11日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多人数インタラクションの円滑化において対話者の内面を推定することは重要な課題である。対話者の内面推定を実現するには言葉などの言語情報だけでなく,話者の表情や姿勢,ジェスチャといった非言語情報も重要な役割を果たす。我々は非言語情報の1つである姿勢に着目し,話者の姿勢から内面を推定する手法を検討している。本論文では,その前処理として深度センサーを用いた姿勢推定の手法を提案する。提案手法では頭上方向から撮影した人物画像より得られた深度情報を基に抽出した(1)深度ヒストグラム,(2)人物の面積,(3)人物の体型,(4)人物領域の中心座標,(5)頭部領域の中心座標,(6)身体の傾き度合い,(7)身体の向きの計7種類の特徴量を用いる。抽出した特徴量を学習アルゴリズムの1つであるAdaboostに適用することで姿勢推定に最適な分類器を作成する。実験の結果,提案手法が姿勢推定において有効であることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *ヒューマンインタフェイス ,  *コミュニケーション ,  セグメンテーション ,  特徴抽出 ,  モーメント ,  機械学習 ,  学習アルゴリズム
準シソーラス用語： 画像モーメント ,  画像特徴量 ,  *姿勢推定 ,  *多人数インタラクション ,  *非言語情報 ,  領域抽出

分類 (2件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (14件)：

• 坊農真弓. 多人数インタラクションの分析手法. 2009
• 熊野史朗. 複数人対話を対象とした顔表情の共起パターンの確率モデルに基づく共感状態の推定. 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2011). 2011
• MAHMOUD, M. 3D corpus of spontaneous complex mental states. Proceedings of the International Conference on Affective Computing and Intelligent Interaction (ACII 2011), Oct. 2011
• 横山貴彦. 複数人談話における言語情報と非言語情報を利用した盛り上がり判定. 言語処理学会第18回年次大会(NLP2012). 2012
• 嶋田和孝. 複数人談話における笑いの情報を考慮した盛り上がり判定. 電子情報通信学会, 言語理解とコミュニケーション研究会(NLC). 2012, NLC2012-7, 25-30

タイトルに関連する用語 (3件)： 多人数インタラクション ,  評価 ,  姿勢推定