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J-GLOBAL ID：201202261406777109   整理番号：12A0238028

再生可能エネルギーを有効利用するための先進超伝導電力変換システムの研究開発

著者 (3件)： 濱島高太郎 (東北大 大学院工学研究科) ,  津田理 (東北大 大学院工学研究科) ,  宮城大輔 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： FSST NEWS (Forum of Superconductivity Science and Technology News)  (FSST NEWS (Forum of Superconductivity Science and Technology News))
号： 132  ページ： 5-7  発行年： 2012年01月25日 
JST資料番号： L0896A  CODEN： FSNEFR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 再生可能エネルギー源である太陽光発電と風力発電は出力変動が激しいため,これを有効に利用するには,制御した電気出力に変換する必要がある。そのため,超電導電力貯蔵(SMES)と,水素のハイブリッド貯蔵装置,再生可能エネルギー源,液体水素ステーション,電力系統から構成する先進超電導電力変換システム(ASPCS)を提案している。激しく変動する成分と,その変動の平均値に分解し,両者の差の電力をSMESが対応し,平均値と要求電力の差をハイブリッド貯蔵装置で対応する。これを用いて変動するエネルギーを制御可能な電力に変換し,変換の電気効率が約80%に達することを示した。将来,5T,20Kが達成できると,コンパクト化や低コスト化が可能になるので,ASPCSの実現性が一層高くなる。

シソーラス用語： *電力変換 ,  *超伝導 ,  *再生エネルギー ,  太陽光発電 ,  風力発電 ,  SMES ,  液体水素 ,  電力貯蔵 ,  原価低減

分類 (1件)： エネルギー貯蔵  (LC02000F)

引用文献 (5件)：

• [1] T. Hamajima, H. Amata, T. Iwasaki, N. Atomura, M. Tsuda, D. Miyagi, T. Shintomi, Y. Makida, T. Takao, K. Munakata, M. Kajiwara, 3EP2-4, MT-22 (2011).
• [2] H. Louie and K. Strunz, IEEE Trans. Appl. Sunercond. 17(2007)2361-2364.
• [3]中山、谷貝、津田、濱島、低温工学、Vol.45、No.3、(2010)99-106.
• [4] M. Sander and R. Gehring, IEEE Trans. Appl. Supercond. 21(2011)1362-1366.
• [5] T. Shintomi, Y. Makida, T. Hamajima, M. Tsuda, K. Munakata, Y. Miwa, 3EP2-3, MT-22(2011).

タイトルに関連する用語 (6件)： 再生可能エネルギー ,  有効利用 ,  超伝導 ,  電力変換 ,  研究 ,  開発