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J-GLOBAL ID:201202261798963690   整理番号:12A1066446

自発的酸化臭をもつ乳汁におけるDGAT1遺伝型,脂肪酸組成および銅濃度の関連性

Association of DGAT1 genotype, fatty acid composition, and concentration of copper in milk with spontaneous oxidized flavor
著者 (4件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 4610-4617  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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全体で969の乳汁試料を伴う136頭の雌牛について,ミルク脂肪酸(FA)複合体に及ぼすアシル-コエンザイムA:ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ1(DGAT1)K232A多形の影響,ならびに乳汁の同濃度と結合して,これがどのように自発的酸化臭の発生に影響するのかについて調査した。全ての乳汁試料の銅濃度と個々のFAを分析し,熟練した鑑定家により官能検査を行った。DGAT1遺伝型が,FA複合体(主に長鎖FA)に影響を与えることを発見した。232A対立遺伝子は,C18:2 cis-9,trans-11複合リノール酸の高比率と,C16:0 FAの低比率に関連していた。不飽和FAの乳汁濃度と銅は,強力で好ましくない自発的酸化臭(SOF)発生との関連性を示した。FAと銅の相互作用は,基質が得られない限り(すなわち,乳汁における銅の明白な影響に加えて,不飽和FAが酸化過程で進行に必要な場合),銅成分を多く含む乳汁ほど,SOFが簡単に発生しないことを示している。A対立遺伝子がSOFのより高いリスクと関連しているSOF発達において,DGAT1遺伝型の際立った影響がみられた。更に,FAC18:3 n-3とSOF発達における多価不飽和指標の影響が,DGAT1遺伝型の効用によるものであることを示していた。品種はSOF発達ではなく,FA複合体に影響を与えた。これらの結果より,銅,FA複合体,DGAT1遺伝型がSOFのリスク因子であり,これらの因子への熟考が,将来の繁殖決定に必要であることを意味していた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  遺伝子の構造と化学  ,  原乳の品質と処理 

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