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J-GLOBAL ID：201202261817201640   整理番号：12A1349339

N-アセチルシステインが骨芽細胞様培養細胞用にβ-リン酸三カルシウム粒剤の親和性を改良する

N-acetyl cysteine improves affinity of beta-tricalcium phosphate granules for cultured osteoblast-like cells

著者 (6件)： YAMADA Masahiro (UCLA School of Dentistry, California, USA) ,  YAMADA Masahiro (Tokyo Dental Coll., Chiba, JPN) ,  MINAMIKAWA Hajime (UCLA School of Dentistry, California, USA) ,  UENO Takeshi (UCLA School of Dentistry, California, USA) ,  SAKURAI Kaoru (Tokyo Dental Coll., Chiba, JPN) ,  OGAWA Takahiro (UCLA School of Dentistry, California, USA)
資料名： Journal of Biomaterials Applications  (Journal of Biomaterials Applications)
巻： 27  号： 1  ページ： 27-36  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： T0291A  ISSN： 0885-3282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N-アセチルシステイン(NAC)はウシ骨由来の代用骨上で培養された骨芽細胞の細胞死と機能障害を軽減することができた。本in vitro検討の目的は,1)市販のβ-リン酸三カルシウム(β-TCP)代用骨が酸化ストレスと共同して骨芽細胞に及ぼすマイナスの生物影響を発揮するか否か,そうだとしたら2)骨芽細胞生育性の障害およびβ-TCP粒剤上の機能がNACを用いることで妨げられるか否か,を決定することであった。その結果,細胞内の活性酸素種(ROS)の著しい増加と共に,生育可能性とアルカリ性ホスファターゼ(ALP)活量の抑制を結果的に生じているβ-TCP代用骨粒剤上でのラット頭蓋冠骨芽細胞の培養が,また物理的に接触せずにβ-TCP粒剤の根底にあるポリスチレン上で培養された骨芽細胞中で観察された。本検討で使われたモデルの制限内で,NACによるβ-TCP粒剤の前処理が,その材料への骨芽細胞応答を有意に改良していた。

シソーラス用語： *活性酸素 ,  *酸化防止剤 ,  *人工骨 ,  *骨形成 ,  *生体適合性 ,  含硫アミノ酸 ,  培養細胞 ,  リン酸カルシウム ,  粒剤 ,  ウシ ,  細胞死 ,  機能障害 ,  減少 ,  アルカリ性ホスファターゼ ,  活量 ,  抑制 ,  ラット ,  頭蓋骨 ,  前処理 ,  固形製剤 ,  脂肪酸 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  カルボアミド ,  β-リン酸三カルシウム ,  *抗酸化剤 ,  骨芽細胞様細胞 ,  *骨再生 ,  *人工臓器 ,  *装置 ,  *生体代行装置 ,  家畜 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： *活性酸素種 ,  *骨代用品 ,  *生体親和性

分類 (4件)： アミノ酸  (CF10070V) ,  細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  骨格系  (EJ10030R) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

物質索引 (1件)： N-アセチルシステイン

タイトルに関連する用語 (6件)： N-アセチルシステイン ,  骨芽細胞 ,  培養細胞 ,  β-リン酸三カルシウム ,  粒剤 ,  親和性