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J-GLOBAL ID：201202261954743328   整理番号：12A0335030

フラボノイド/シクロデキストリンナノ粒子の水分濃度:生理活性物質の構造ディスクリプタとの関係

Water content of flavonoid/cyclodextrin nanoparticles: Relationship with the structural descriptors of biologically active compounds

著者 (4件)： HADARUGA Daniel I. (“Politehnica” Univ. of Timisoara, Fac. of Industrial Chemistry and Environmental Engineering, Applied Chemistry ...) ,  HADARUGA Nicoleta G. (Banat’s Univ. of Agricultural Sciences and Veterinary Medicine, Fac. of Food Processing Technol., Food Quality Dep. ...) ,  BANDUR Geza N. (“Politehnica” Univ. of Timisoara, Fac. of Industrial Chemistry and Environmental Engineering, Applied Chemistry ...) ,  ISENGARD Heinz-dieter (Univ. of Hohenheim, Inst. of Food Sci. and Biotechnology, Garbenstrasse 25, D-70593 Stuttgart, DEU)
資料名： Food Chemistry  (Food Chemistry)
巻： 132  号： 4  ページ： 1651-1659  発行年： 2012年06月15日 
JST資料番号： H0766A  ISSN： 0308-8146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここではフラボノイド(フラボン,クリシン,ナリンゲニン,ヘスペレチン,アピゲニン,フィセチン,ルテオリン)および関連化合物(桂皮酸とカフェー酸,シリビン)/シクロデキストリン複合体の取得,キャラクタリゼーションおよび水分評価を実施した。熱重量分析と熱量分析の結果は,複合体の生成,バイオフラボノイドと関連化合物の存在は熱量分析(250°Cまで)からのより大きなピークから解明される事を示し,水と他の揮発性物質(エタノール)の解離は熱重量分析から解明できる,という事を示していた。結晶化法により得られたβ-シクロデキストリン複合体のKarl Fischer滴定(KFT)水分濃度は8.8%(クリシン)から12.6%(カフェー酸)の範囲であり,超音波法での方が高かった(8.2-9.8%)。α-シクロデキストリン複合体では,水分濃度は低かった(8.2-9.8%)。KFT水分濃度は疎水性ディスクリプタ(すなわちオクタノール-水分配係数)と相関していた。この観察結果は,結晶水分子のより疎水性の強いゲスト化合物での置換によるシクロデキストリン空洞におけるバイオフラボノイドなどの化合物の分子カプセル封じを表していた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： フラボノイド ,  *シクロデキストリン ,  ナノ粒子 ,  水分 ,  熱重量分析 ,  示差走査熱量測定 ,  構造因子 ,  生理活性因子 ,  複合体 ,  キャラクタリゼーション ,  結晶化 ,  疎水性 ,  *カプセル封じ ,  分配係数
準シソーラス用語： バイオフラボノイド

分類 (1件)： 砂糖以外の糖  (FJ05020L)

物質索引 (1件)： β-シクロデキストリン

タイトルに関連する用語 (6件)： フラボノイド ,  シクロデキストリン ,  ナノ粒子 ,  水分 ,  生理活性物質 ,  ディスクリプタ