文献
J-GLOBAL ID:201202262149883578   整理番号:12A1696937

細菌セルロースから誘導したカーボンナノファイバーの黒鉛化挙動

Graphitization behavior of carbon nanofibers derived from bacteria cellulose
著者 (8件):
資料名:
巻: 2012  号: 255  ページ: 225-230  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: G0633A  ISSN: 0371-5345  CODEN: TASOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ナタデココから調製した細菌セルロールは純粋なセルロースナノファイバーから成る。そのナノファイバーをエタノールまたは蒸留水に分散,撹拌し,次いで,濾過して,紙状シートを得た。ナノファイバーの径は30~60nmであった。このシートを炭化し,次いで,常圧の高純度Ar気流中で2400~3200°Cで熱処理して,熱処理したシートの組織と構造を調べた。セルロース系炭素材料は非黒鉛化炭素の一つとして知られている。しかし,熱処理の結果として,このカーボンシートの黒鉛化が観察された。黒鉛化は特にエタノールに分散したナノファイバーで顕著であった。シートのカーボンナノファイバー中の黒鉛構造の発生は非黒鉛化炭素の表面での黒鉛化に因るとみられ,表面の黒鉛化は30~60nmの非常に小さい径を持つカーボンナノファイバーの内部に進展するようにみえる。エタノールに分散したナノファイバーから導出した3200°C熱処理シートの黒鉛化度は商用の黒鉛ナノファイーア粉末’VGCF’のそれにほぼ匹敵する。しかし,熱処理によるカーボンシートの構造の完全性の改良は典型的な黒鉛化炭素と比べて見劣りした。熱処理シートの限定的な黒鉛化挙動はその不均一な構造に因るであろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の紡糸・製糸  ,  炭素とその化合物 
引用文献 (24件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る