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J-GLOBAL ID:201202262177114881   整理番号:12A0584859

切り替え可能な蛋白質忌避膜と付着性多層膜の作製

Fabrication of switchable protein resistant and adhesive multilayer membranes
著者 (5件):
資料名:
巻: 94  ページ: 118-124  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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キトサン/ポリスチレンスルホナート(CHI/PSS)からなる蛋白質付着性表面と蛋白質忌避表面を作製した。CHI/PSS多層膜に対するウシ血清アルブミン(BSA)とリゾチームの吸着挙動を単純吸着法及び圧力駆動型(限外濾過)条件下で測定した。蛋白質が取り込まれた膜のキャラクタリゼーションはFT-IR,UV-vis,SEM及びAFMにより行った。多層膜への蛋白質の担持は蛋白質の種類,pH,二層膜の数,吸着の方法及び吸着時間に依存することが分かった。単純吸着の場合,二層膜の数が多いほど,いくぶんかの立体配座変化を伴う付着層が形成された。一方,限外濾過条件下での吸着の場合,二層膜の数が多いほど蛋白質反発が起こりやすいことが分かった。この蛋白質反発は水の移動困難さに帰すことができた。リゾチームの吸着/収着はpHによって変化した。限外濾過条件下,pIに近いpH及びpH5では表面被覆が支配的であり,一方,単純吸着ではpI近くのpHでは蛋白質反発的であった。吸着リゾチームの二次構造は広いpH範囲(5~11)で保存される。蛋白質の吸着と収着の理解のため,pH8.8でのリゾチーム吸着膜からの脱着についても調べた。その結果,NaCl濃度が低いときは,収着リゾチームが内部層から表面に拡散することが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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物理的手法を用いた吸着の研究  ,  高分子固体のその他の性質  ,  蛋白質・ペプチド一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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