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J-GLOBAL ID：201202262217246786   整理番号：12A0852539

一次元半無限体モデルを用いた道路舗装の表面温度推定手法と推定精度

Surface Temperature Estimation Technique and its Accuracy for Road Pavements Determined using 1D Semi-Infinite Model

著者 (4件)： 西岡真稔 (大阪市大 大学院工研究科) ,  北島洋平 (日本道路) ,  鍋島美奈子 (大阪市大 大学院工研究科) ,  中尾正喜 (大阪市大 大学院工研究科)
資料名： 空気調和・衛生工学会論文集  (Transactions of the Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan)
号： 183  ページ： 19-25  発行年： 2012年06月05日 
JST資料番号： G0149B  ISSN： 0385-275X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 半無限体の熱伝導解析式を基礎式とし,重み関数法を用いて舗装体表面温度の推定と,これに必要な物性値の同定を行った。それにより次の知見が得られた。1)多層構造を持つ舗装体を単純な半無限体と仮定したが,舗装表面温度の推定値はRMSEが0.9Kであり,精度良く推定ができることを示した。舗装表面温度の成立に対して,表層付近より深い部分の熱物性は重要でないことが改めて確認された。2)舗装温度推定法を応用して,モデルの励振値である全天日射量の逆推定を試みた結果,日射量推定値のRMSEは40W/m²であり,近傍の気象官署の測定値で代用する場合より精度の高い推定値が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： 舗装 ,  *表面温度 ,  推定 ,  半無限体 ,  モデル ,  コンクリート舗装 ,  全天日射 ,  熱伝導方程式 ,  *非定常熱伝導 ,  *道路舗装

分類 (2件)： 道路計画・調査,道路の構造  (RC08020X) ,  熱伝導  (PA02020Z)

引用文献 (7件)：

• 姫野賢治. アスファルト舗装の内部温度の推定に関する研究. 土木学会論文集. 1986, 366, 123-132
• 青木大介. 舗装の熱パラメータ推定に関する考察. 土木学会舗装工学論文集. 2005, 10, 225-231
• 森脇亮. 地表面温度を用いた土壌熱物性値及び地中熱流量の逆推定法の提案. 水工学論文集. 1997, 41, 1097-1100
• 西岡真稔. 高反射型道路舗装の表面温度低減効果と路上の熱環境特性. ヒートアイランド学会創立記念特集号. 2006, 76-82
• 永井茂. 保水性ブロックの温度低減効果について. 舗装. 2007, 42, 4, 19-24

タイトルに関連する用語 (7件)： 半無限体 ,  モデル ,  道路舗装 ,  表面温度 ,  推定 ,  手法 ,  推定精度