文献

J-GLOBAL ID：201202262294387490   整理番号：12A1509578

天然と難消化性澱粉に及ぼすマイクロ波加熱の影響

EFFECTS OF MICROWAVE HEATING ON NATIVE AND RESISTANT STARCHES

著者 (6件)： HODSAGI M. (Budapest Univ. Technol. and Economics, Budapest, HUN) ,  JAMBOR A. (Budapest Univ. Technol. and Economics, Budapest, HUN) ,  JUHASZ E. (Budapest Univ. Technol. and Economics, Budapest, HUN) ,  GERGELY S. (Budapest Univ. Technol. and Economics, Budapest, HUN) ,  GELENCSER T. (Budapest Univ. Technol. and Economics, Budapest, HUN) ,  SALGO A. (Budapest Univ. Technol. and Economics, Budapest, HUN)
資料名： Acta Alimentaria  (Acta Alimentaria)
巻： 41  号： 2  ページ： 233-247  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： T0259A  ISSN： 0139-3006  CODEN： ACALDI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ハンガリー (HUN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食品加工でマイクロ波(MW)の利用が増加している傾向があるので,MW加熱したときの難消化性澱粉(RSs)の消化性,流動学的と分光的特性の変化を,天然澱粉のものと比較した。トウモロコシ澱粉と小麦澱粉を,それぞれ300と600Wで30回と150回MW処理をした。二つの近赤外分光計(分散とフーリエ変換)を用いて,MW処理澱粉の解析におけるそれらの感度を観察した。その結果,MWエネルギーを上昇させても反応速度曲線の特性は変化せず,MW処理は澱粉の消化性にいかなる影響も与えなかった。RSsの流動学的変化を調べた結果,加熱後でもゲル化しないことが判明した。近赤外分光計はMW処理の作用の検出に対して最も高感度な装置であった。フーリエ変換分光計よりも分散分光計の方がより高感度であった。

シソーラス用語： コーンスターチ ,  小麦澱粉 ,  *澱粉 ,  *マイクロ波加熱 ,  食品加工 ,  消化性 ,  近赤外分光分析 ,  分散分析 ,  Fourier分光法
準シソーラス用語： *難消化性澱粉

分類 (2件)： 澱粉  (FJ05030W) ,  食品の加熱  (FJ03030I)

タイトルに関連する用語 (2件)： 難消化性澱粉 ,  マイクロ波加熱