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J-GLOBAL ID：201202262584585643   整理番号：12A0721194

酸化膜のクリーニング効果を考慮したアルミニウム板の静止交流ティグ溶接の数値シミュレーション

Numerical Simulation of Stationary AC Tungsten Inert Gas Welding of Aluminum Plate in Consideration of Oxide Layer Cleaning

著者 (2件)： 田代真一 (大阪大学接合科学研究所) ,  田中学 (大阪大学接合科学研究所)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 132  号： 5  ページ： 422-427 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルミニウム板の良好な溶接を行なうためには,板の表面に発生する酸化膜を除去する必要があり,これには交流ティグ溶接が用いられる。本報告では,低圧化での酸化膜除去モデルに基き,大気圧化の交流ティグ溶接における陰極点による酸化膜の除去速度を算出し,交流ティグ溶接時の電極-アーク-母材間のエネルギーバランスを考慮した統合数値解析モデルの開発について述べた。また,アーク放電の基礎的特性の1つとして,本モデルを用いて,陰極点現象がアーク放電中(溶接中)の熱輸送特性に及ぼす影響に関する考察結果についても論じた。

シソーラス用語： 酸化膜 ,  アルミニウム ,  金属板 ,  除去 ,  *TIG溶接 ,  解析モデル ,  陰極点 ,  数値解析 ,  アーク放電 ,  輸送現象
準シソーラス用語： 数値シミュレーション ,  熱輸送

分類 (1件)： 溶接一般  (WC07010K)

引用文献 (9件)：

• TANAKA, M. Numerical Study of a Free-burning Argon Arc with Anode Melting. Plasma Chem. & Plasma Processing. 2003, 23, 3, 585-606
• SATO, A. Relation between surface roughness and number of cathode spots of a low-pressure arc. Plasma Sources Sci. Technol. 2008, 17, 4, 045007
• ARAI, Y. Cathode spot craters in pulse vacuum arc cleaning of a metal surface oxide layer. Surf. Coat. Technol. 2008, 202, 22-23, 5293-5297
• TAKEDA, K. Effects of pressure on the cleaning action of cathode spot in low vacuum. Thin Solid Films. 2002, 407, 1-2, 163-168
• PATANKER, S. V. Numerical heat transfer and fluid flow. 1980

タイトルに関連する用語 (7件)： 酸化膜 ,  クリーニング効果 ,  アルミニウム板 ,  静止 ,  交流 ,  ティグ溶接 ,  数値シミュレーション