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J-GLOBAL ID：201202262677232821   整理番号：12A0899350

地震・津波観測監視システム〈来たるべき東南海・南海地震への準備〉

著者 (1件)： 高橋成実 (海洋研究開発機構)
資料名： 配管技術  (Piping Engineering)
巻： 54  号： 8  ページ： 17-21  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： G0858A  ISSN： 0385-9894  CODEN： HAGIB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近い将来に発生の恐れがある東南海・南海地震に備えて,熊野灘に構築した地震・津波観測監視システム(DONET)と紀伊水道沖に構築中のDONET2の概要を解説した。DONETは20の観測点を海底光ケーブルでつなぎ,リアルタイムで海底下からの信号を捉える。紀伊半島南東沖の熊野灘から南海トラフ沿いに設置され,メインケーブルの総延長は約250kmにも及ぶ。各観測点には強震計,広帯域地震計,水圧計,微差圧計等の6種のセンサを実装している。本システムは2011年から本格運転を開始した。さらに紀伊半島南西沖の潮岬から室戸岬の間の海域をカバーするDONET2の構築が進んでいる。DONET2は約30の観測点を持つ。

シソーラス用語： *地震観測 ,  *津波 ,  地震 ,  北西太平洋 ,  海域 ,  海底ケーブル ,  光ケーブル ,  地震計 ,  *監視装置
準シソーラス用語： 紀伊水道 ,  熊野灘 ,  広帯域地震計 ,  東南海・南海地震

分類 (2件)： 地震学一般  (DC03020A) ,  自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (2件)： 地震・津波観測監視システム ,  東南海・南海地震