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J-GLOBAL ID:201202263152315005   整理番号:12A1681699

製鋼スラグによる海水中の硫化物イオンの低減機構

Mechanism of Suppression of Sulfide Ion in Seawater Using Steelmaking Slag
著者 (11件):
資料名:
巻: 98  号: 11  ページ: 618-625 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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製鋼スラグの海水に対する硫化物発生抑制機能のメカニズムはまだ十分に理解されていない。閉鎖性海域の底質改善対策などへの製鋼スラグの活用を念頭に,本稿では,実験室的に人工海水を用いた実験により,そのメカニズムの解明に取組んだ。まず,人工海水中で製鋼スラグと硫化物イオンの反応生成物を明らかにした後に,海水の代わりNaCl溶液を用いることにより硫酸イオンの影響が無い状態で製鋼スラグに含まれる鉄と硫化物イオンの素反応を考察した。製鋼スラグと硫化物イオンの反応生成物をXAFS,SEM-EDX分析した。硫化物を添加した人工海水への製鋼スラグ添加により,1)製鋼スラグに含まれる鉄分と硫化物イオンが反応し,鉄の硫化物が生成されるともに,2)酸化的雰囲気へのシフトが促進され,硫化物イオンが酸化され,硫酸イオンが生成された。この2つの機構によって,製鋼スラグ添加により,人工海水中の硫化物イオンが低減されると考えられる。製鋼スラグを海底底質部へ敷設し,鉄分を供給することより,長期にわたり硫化水素の発生が抑制される可能性が示唆された。
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