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J-GLOBAL ID：201202263240014805   整理番号：12A0684239

2009 年冬-春季の渡島半島西部から津軽海峡におけるキタオットセイ Callorhinus ursinus の来遊状況

Distribution and stranding records of the northern fur seal Callorhinus ursinus near Tsugaru Strait during winter and spring 2009

著者 (5件)： 堀本高矩 (北海道大学大学院水産科学院・水産科学研究院) ,  三谷曜子 (北海道大学北方生物圏フィールド科学センター) ,  小林由美 (北海道大学大学院水産科学院・水産科学研究院) ,  服部薫 ((独)水産総合研究センター北海道区水産研究所) ,  桜井泰憲 (北海道大学大学院水産科学院・水産科学研究院)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 78  号： 2  ページ： 256-258 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： キタオットセイの渡島半島西部~津軽海峡の海域への来遊状況を明らかにするために,混獲・漂着情報の収集と目視調査を行った。2009 年 2~4 月に,キタオットセイ,クラカケアザラシ,ゴマフアザラシ,トドの混獲・漂着を確認した。収集されたキタオットセイは全てオスであり,来遊個体の性比が偏っている可能性がある。目視調査では,距岸 2.4~27.9 km でキタオットセイ延べ 212 群 353 頭を発見した。本種は,主要な来遊海域の日本太平洋側では,外洋域に分布しているが,本海域では,距岸数 km に定常的に分布していた。(著者抄録)

シソーラス用語： *オットセイ ,  *回遊 ,  生息分布 ,  漁獲 ,  *調査
準シソーラス用語： *Callorhinus ursinus ,  *キタオットセイ ,  混獲 ,  *生物調査 ,  漂着

分類 (2件)： 魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (8件)：

• 水産庁研究開発部. オットセイ資源. 1974
• GENTRY, RL. Behavior and ecology of the northern fur seal. 1998
• LANDER, RH. Status of northern fur seals. Mammals in the Seas. 1982, 4, 319-345
• 和田一雄. 鰭脚類-アシカ・アザラシの自然史. 1999
• 和田一雄. 三陸沖のキタオットセイの回遊について. 東海水研報. 1969, 58, 19-81

タイトルに関連する用語 (6件)： 冬 ,  春季 ,  渡島半島 ,  津軽海峡 ,  オットセイ ,  状況