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J-GLOBAL ID：201202263333863950   整理番号：12A0533229

電界を利用したガラスの表面改質技術

著者 (3件)： 多田篤志 (神鋼環境ソリューション) ,  三宅明子 (神鋼環境ソリューション) ,  矢野哲司 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： 神鋼環境ソリューション技報  (Engineering Reports. KOBELCO Eco-Solutions)
巻： 8  号： 2  ページ： 8-16  発行年： 2012年02月01日 
JST資料番号： L1919B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電界印加法によるイオン交換処理は,処理する範囲,厚み,時間等の条件を制御しながら,均一なイオン交換濃度の処理層を形成可能という,従来のイオン交換処理法にはない特長を備えたガラス表面改質技術である。本技術をガラス成型品に適用した例として,ガラス強度の強化や微小領域に光導波路を製作した事例について紹介する。また本技術を初めてグラスライニングに対して適用することにより,グラス中に含まれるNa⁺,K⁺,Li⁺等のアルカリ金属イオンは,電界によって下層に移動して元の1/10以下に低下し,代わりにH⁺やH₃O⁺が導入された層を形成できることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *板ガラス ,  *表面改質 ,  *陽イオン交換 ,  表面処理 ,  金属イオン ,  浸漬試験 ,  セラミック被覆 ,  ライニング ,  耐食性 ,  強化ガラス ,  光導波路 ,  ガラス成形 ,  赤外吸収スペクトル ,  深さ分布 ,  電場効果 ,  電界イオン化 ,  溶出試験【化学物質】 ,  ガラスライニング

分類 (4件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z) ,  吸着,イオン交換  (XD02060I) ,  光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H) ,  セラミック材料試験  (HB04000M)

引用文献 (8件)：

• 1)矢野哲司:Material Integration,Vol.20,no.07,08(2007),p.68-73.
• 2)諸葛英二ら:ガラスおよびフォトニクス材料討論会講演要旨集,Vol.48(2007),p.56-57.
• 3)矢野哲司:旭硝子財団助成研究成果報告,Vol.2004(2004).
• 4)山口遼ら:ガラスおよびフォトニクス材料討論会講演要旨集Vol.49(2008),p90-91.
• 5)土橋正二:ガラス表面の物理化学,P.243-308(1979).

タイトルに関連する用語 (3件)： 電界 ,  ガラス ,  表面改質