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J-GLOBAL ID：201202263379736333   整理番号：12A0663001

空中赤外観測に基づく噴気地および火口湖面からの放熱量推定-有珠火山・登別火山・北海道駒ケ岳火山-

Airborne IR surveys of Usu, Noboribetsu and Hokkaido-Komagatake volcanoes: Evaluation of heat discharge rates from steaming grounds and hot crater lakes

著者 (5件)： 寺田暁彦 (東京工大 火山流体研究セ) ,  吉川慎 (京大 大学院理学研究科 地球熱学研究施設火山研究セ) ,  大島弘光 (北大 大学院理学研究院 地震火山研究観測セ) ,  前川徳光 (北大 大学院理学研究院 地震火山研究観測セ) ,  松島喜雄 (産業技術総合研 地質調査総合セ)
資料名： 北海道大学地球物理学研究報告  (Geophysical Bulletin of Hokkaido University)
号： 75  ページ： 25-41  発行年： 2012年03月19日 
JST資料番号： F0069A  ISSN： 0439-3503  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 主として2010年9月27日に実施した空中赤外観測にもとづき,有珠火山の各地域における放射量の推移について報告する。また登別火山,北海道駒ケ岳火山における解析結果について述べる。有珠火山の2000年新山からの噴気放熱率は5.6MWで,前回2006年の観測時の値と比較して4分の1程度に減少していることがわかった。有珠山山頂域の噴気放熱率は39MW,昭和新山は6.2MWで2006年の観測時の値とほぼ同じであった。登別火山では地獄谷及び大湯沼周辺を合わせて21MWと推定された。北海道駒ケ岳火山山頂域では昭和17年火口及び昭和17年大亀裂内に温度異常は認められなかった。

シソーラス用語： 空中調査 ,  赤外線画像 ,  火山 ,  地表面 ,  温度分布 ,  *熱量 ,  *噴火活動 ,  リモートセンシング
準シソーラス用語： 登別火山 ,  *噴気 ,  *放熱量 ,  北海道駒ケ岳 ,  有珠山

分類 (2件)： 地球熱学,火山物理学  (DC03070D) ,  その他の探査  (DE10080E)

タイトルに関連する用語 (9件)： 赤外 ,  観測 ,  噴気 ,  火口湖 ,  放熱量 ,  推定 ,  有珠火山 ,  火山 ,  北海道