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J-GLOBAL ID：201202263534231570   整理番号：12A1695158

Ti-15Nb合金のα′マルテンサイト組織形成に伴う材料特性への影響とプラズマ窒化による表面硬化処理

著者 (3件)： 万谷義和 (鈴鹿工高専) ,  津村卓也 (大阪大 接合科研) ,  中田一博 (大阪大 接合科研)
資料名： 熱処理  (Journal of the Japan Society for Heat Treatment)
巻： 52  号： 5  ページ： 263-268  発行年： 2012年10月28日 
JST資料番号： G0963A  ISSN： 0288-0490  CODEN： NESHDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Ti-15Nb合金では焼入れα′マルテンサイト組織の形成により,制振性の大幅な向上と硬さの低下を示す。本研究では熱処理温度と組織状態,材料特性の関係,およびプラズマ窒化による表面硬化層の形成に注目し,実験的検討を行った。焼入れα′組織の結晶学的特徴は,格子の膨張と軸比の微減にあり。この変化が材料特性に変化をもたらすことを示唆した。773K以下で5時間のプラズマ窒化では高い制振性は維持したが,表面硬さの増加はわずかであり,873K以上では表面硬さは増加したが,制振性は低下した。また,プラズマ窒化後の窒化表面層の形成状態について検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： *チタン合金 ,  ニオブ含有合金 ,  マルテンサイト ,  *マルテンサイト変態 ,  防振合金 ,  *イオン窒化 ,  格子定数 ,  軸比 ,  *内部摩擦 ,  *Young率 ,  表面焼入 ,  αプライム相 ,  温度 ,  防振 ,  *硬化層
準シソーラス用語： 制振合金 ,  熱処理温度

分類 (3件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  表面硬化熱処理  (WC03030E)

引用文献 (27件)：

• 黒田大介. 鉄と鋼. 2000, 86, 602
• 倉本繁. 軽金属. 2005, 55, 618
• KIM, J-I. Mater. Trans. 2005, 46, 852
• 杉本隆史. 熱処理. 1989, 29, 191
• MATSUMOTO, H. Mater. Sci. Eng. A. 2007, 448, 39

タイトルに関連する用語 (6件)： Ti ,  α′マルテンサイト ,  組織形成 ,  材料特性 ,  プラズマ窒化 ,  表面硬化処理