抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アース環境サービス(株)は,2008年,食品関連事業所向けの微生物汚染源の迅速測定システム「Rapicom(ラピコム)」を,埼玉県産業技術総合センター,コージンバイオ(株)と共同開発し,実用化に成功した。システムの概要について解説した。「Rapicom」は,大腸菌群を指標として,食品施設における微生物汚染の「汚染源」や「汚染経路」などを推定するシステムである。「Rapicom」は(1)MACキット,(2)MACキットパターンのデータベース,(3)類似度分析ソフト,(4)大腸菌群特性リスト,(5)情報収集専用シートの5点から構成されている。「Rapicom(ラピコム)」の実用化以降,開発元では他の汚染菌についても研究開発を継続してきた。「乳酸菌」は食品の変敗の原因としてたびたび問題となっていたが,このほど「乳酸菌群」を指標とした「Rapicom」の開発・実用化に成功した。