文献

J-GLOBAL ID：201202264708506120   整理番号：12A1650696

リグノセルロース系エタノール: 科学から産業へ

Lignocellulosic ethanol: From science to industry

著者 (3件)： VIIKARI L. (Univ. of Helsinki, Dep. of Applied Chemistry and Microbiology, P.O. Box 27, FI-00014 Helsinki, FIN) ,  VEHMAANPERAE J. (ROAL Oy, P.O. Box 57, FI-05201 Rajamaeki, FIN) ,  KOIVULA A. (VTT Technical Res. Centre of Finland, P.O. Box 1000, FI-02044 VTT, Espoo, FIN)
資料名： Biomass and Bioenergy  (Biomass and Bioenergy)
巻： 46  ページ： 13-24  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： W0467A  ISSN： 0961-9534  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグノセルロース系原料は,食料生産と競合しないバイオ燃料の生産の,環境・経済・戦略的利益を提供することができる。バイオマスベースのバイオテクノロジーのエタノール生産のコストを近年主として変換技術の進歩で大幅に削減した。即ち改良された酵素と新しい酵母菌株によって。発酵性糖へのセルロース成分の変換は,まだしかし,セルロース系バイオマスからの燃料やその他の大容量汎用品の生産に大きな技術的かつ経済的ボトルネックになっている。特に,酵素加水分解は,依然として主要なコスト要因を形成している。リグノセルロースのエタノールへのバイオテクノロジーの変換プロセスのコストを削減するための目標は,次の3つのカテゴリに分けることができる。即ち,酵素のコスト,生産糖のコストやエタノール生産のコストである。個々の酵素の効率が,最適なドメイン構造と結合特性を有する酵素を設計することによって改善され,より高い比活性,下端副産物の抑制と高い熱安定性を持つだけでなく,製造プロセスを最適化することによってすることができる。酵素加水分解のコストは,外部から添加された酵素の必要な量の効率,歩留まりや前処理のコスト,セルラーゼおよびアクセサリの酵素の相乗作用と同様に依存する。エタノール生産のコストは,さらにエタノールの収率と濃度と生産速度の影響を受ける。本稿は,これらの問題を克服するための変換プロセスにおける主要なボトルネックと同様に最近のアプローチハイライトをレビューする。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リグノセルロース ,  アルコール ,  産業 ,  *Trichoderma reesei ,  *酵素 ,  *セルラーゼ ,  *加水分解 ,  生物燃料 ,  バイオマス ,  セルロース ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： バイオ燃料

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (4件)： リグノセルロース ,  エタノール ,  科学 ,  産業