抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大分大学医学部(旧大分医科大学)では,厳格なセキュリティポリシーを設けてキャンパスネットワークの保護に努めている。その背景とそれを実現するために行ってきたシステム的な仕組みについて紹介した。4項目から構成されるネットワーク運用ポリシーについて述べた。ポリシーの背景について,厳格なセキュリティ対策が必要な医学部の特性及びポリシーの運用の経緯を1995年の学内LAN開設当初から2007年の統合認証システムの導入,2009年のマルチステップ認証開始までの経緯を述べた。セキュリティポリシーの実現に向けて行った,ファイアウォール・プロキシサーバ・統合認証システム・MACアドレス認証・マルチステップ認証の構成,ユーザ登録やMACアドレス登録の省力化,また,ネットワークに接続するパソコンのセキュリティ要件について述べた。現在利用しているアラクサラのマルチステップ認証の更新,パソコンのセキュリティ対応状況の自動的収集,医学部ユーザに対応する情報センタースタッフの心労など問題点と今後の課題について考察した。