文献

J-GLOBAL ID：201202266414874794   整理番号：12A1764231

拡大が進む再生可能エネルギービジネス 大震災と再生可能エネルギー

著者 (1件)： 惠谷浩 (惠谷資源循環研)
資料名： 月刊産業と環境  (産業と環境)
巻： 41  号： 11  ページ： 37-42  発行年： 2012年11月01日 
JST資料番号： S0991A  ISSN： 0285-5380  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年3月の東日本大震災とそれに伴う福島第一原子力発電所事故により,日本のエネルギー供給と使用についての考え方が大きな転換を余儀なくされた。本稿では日本のエネルギー源の現状を解析し,再生エネルギーの今後を展望した。発電のエネルギー源は2010年度には石油(8%),石炭(24%),液化天然ガス(27%)の化石燃料合計約60%から,2011年度にはそれぞれ,14%,25%,39%と約80%に増加した。原子力発電の割合は2010年の約30%から2012年の約10%へと減少した。水力(9%)を除く再生エネルギーの割合は両年ともほぼ1.2~1.4%となっている。再生エネルギーについては太陽光,風力,水力,地熱,バイオマス(直接燃焼,熱分解ガス化,バイオガス化,炭化)についての現状を分析した。この分析に基づき,将来の再生エネルギー開発の方向としての地熱発電開発の重要性を強調した。

シソーラス用語： 震災 ,  発電所 ,  原子炉事故 ,  *エネルギー供給 ,  化石燃料 ,  原子力発電 ,  太陽光発電 ,  風力発電 ,  地熱発電 ,  水力発電 ,  内燃機関発電 ,  *再生エネルギー ,  原子力発電所
準シソーラス用語： エネルギー源 ,  バイオマス発電 ,  原子力発電所事故 ,  *東日本大震災 ,  福島第一原子力発電所

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  自然エネルギー一般  (LB03010U)

引用文献 (9件)：

• (1)近藤道雄"日本エネルギー学会誌、91、10115(2012)
• (2)日本経済新聞"2012年7月2日
• (3)日本経済新聞"2012年6月28日
• (4)第5回エネルギー・環境会議配布資料3、平成23年12月21日
• (5)農林水産省"月刊廃棄物、(2)、44-45(2011)

タイトルに関連する用語 (4件)： 拡大 ,  再生可能エネルギー ,  ビジネス ,  大震災