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J-GLOBAL ID：201202266525529743   整理番号：12A1686733

災害対策・復興に貢献する造園分野の技術とは

著者 (6件)： 下村彰男 (東大 大学院農学生命科学研究科) ,  伊藤弘 (筑波大 大学院人間総合科学研究科) ,  入江彰昭 (東京農業大学短大) ,  水庭千鶴子 (東京農大 地域環境科学) ,  高橋俊守 (宇都宮大 農) ,  赤澤宏樹 (兵庫県大 自然・環境科研)
資料名： ランドスケープ研究  (日本造園学会誌)
巻： 76  号： 3  ページ： 247-248  発行年： 2012年10月30日 
JST資料番号： F0408A  ISSN： 1340-8984  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本ワークショップでは学会誌等に掲載された既往研究・調査をレビューし,造園分野が震災(災害)をいかに記録してきたのか,復旧・復興支援に関する考え方や技術に関してどのような知見を蓄積してきたのかを,風景・景観,公園・緑地,植栽・生態系,コミュニティに区分して抽出した。風景・景観に関しては,復興に当たって再生すべき風景の要素,避難場所の潜在性評価,防災施設の評価・定着,が知見として蓄積されていた。公園・緑地に関しては,都市型地震に対する知見は蓄積されているものの,農山漁村型地震に対する知見が極めて少なく,地域特性に対応した集落単位での高台公園の避難利用とその避難ルートの空間配置,震災のインパクトに対してどのような公園緑地技術があるのかを整理する必要がある。植栽・生態系に関しては,自然・生態系に配慮した復興支援に関する研究報告が,復興の現場において法制度がないため,極めて少ないが,今後増加することが予想されることが示された。コミュニティに関しては,復興を経て日常へ移行する際のマネジメントの仕組みの変化に関する研究が,コミュニティ特有の研究の傾向といえる。

シソーラス用語： 自然景観 ,  災害対策 ,  *災害復旧 ,  造園 ,  技術 ,  会議 ,  *自然公園 ,  *緑地 ,  植栽 ,  生態系 ,  *コミュニティ ,  震災 ,  津波 ,  津波対策
準シソーラス用語： ワークショップ【集会】 ,  東日本大震災

分類 (2件)： 公園,造園,緑化  (RD04020Y) ,  自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 災害対策 ,  復興 ,  造園