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J-GLOBAL ID:201202266621301508   整理番号:12A0139070

熱交換器で処理中のホエー蛋白質構成汚染デポジットのコンフォーメーション的な構造のRaman分光法による分析

Analysis by Raman spectroscopy of the conformational structure of whey proteins constituting fouling deposits during the processing in a heat exchanger
著者 (7件):
資料名:
巻: 110  号:ページ: 86-94  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0838B  ISSN: 0260-8774  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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プレート式熱交換器のホットウォール下流で生成するホエー蛋白質汚染デポジットを800~1800cm(-1)の範囲で顕微Raman分光法(MRS)により分析した。デポジットは分離ホエー蛋白質粉末(β-ラクトグロブリン(BLG) 89wt.%)と既知量のカルシウムで構成するモデルのβ-ラクトグロブリン汚染液で作成した。汚染液の熱変性をMRSで調べ,加熱済み溶液の精密濾過で分離BLG凝集物を得た。凝集物のRamanシグナチャーを同定したが,変性(即ち,開いたBLG分子)溶液のRamanスペクトル中では検出されなかった。デポジットの異なる深さにおけるMRS分析値は変性BLG溶液で観察されたのと同様に,凝集シグナチャーの検出なしに,αヘリックス構造の損失を明らかにした。調べたカルシウム含有量の範囲(97~160mg/L)ではデポジット内でBLGの分子コンフォーメーションに対するカルシウムイオンの効果は示されなかった。かなりの明らかさで,我々が用いた操作条件下では,プレート式熱交換器の汚染デポジット中の質量分布は変性過程で生成された開いた蛋白質の分布によって主に制御されていることをこの結果は強く示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (6件):
分類
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食品の変質  ,  食品の品質  ,  食品工業一般  ,  食品の加熱  ,  食品蛋白質  ,  原乳の品質と処理 

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