文献
J-GLOBAL ID:201202266839764224   整理番号:12A0723181

幾何学的に制約された磁壁の熱安定性とその磁壁スピンバルブへの効果

Thermal stability of the geometrically constrained magnetic wall and its effect on a domain-wall spin valve
著者 (4件):
資料名:
巻: 111  号:ページ: 083903-083903-8  発行年: 2012年04月15日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
幾何学的に制約されたナノメートルサイズの磁壁(GCMW)から発する磁気抵抗(MR)信号の熱ゆらぎを調べた。このために,磁性ナノ構造のMR信号中の熱ゆらぎの大きさを定量的に評価する新たな数値シミュレーション法を開発した。この方法を用いて固定層と自由層の磁化の間の捻じれ角Θが180°の場合を先ず調べた。GCMWは熱ゆらぎが原因となった磁気構造のMR値間には大きな差が無いので,MR信号に重大なゆらぎを誘起しない。次にMR信号中の熱ゆらぎの捻じれ角Θへの依存性を調べた。GCMWはΘを180°から減らすと安定化するので,MR信号の標準偏差はΘが減ると小さくなった。逆にSD/M比(MはMR信号の平均値)はΘの減少とともに単調に増加した。その理由はMRの平均値の減衰は標準偏差のそれより急速だからである。またSD/M比は調べた温度(300~600K)およびΘ(90~180°)のどれについても大きくはなかった。比が最大の13%と成るのは600Kと90°においてだった。結果は,ナノメートルサイズのGCMWを用いるMR素子では熱ゆらぎは大きな雑音原因とはならないことを示した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
磁気バブルデバイス  ,  磁区・磁化過程一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る