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J-GLOBAL ID:201202266909131089   整理番号:12A0608315

新規雑穀キノアの栽培技術

著者 (5件):
資料名:
号:ページ: 7-17  発行年: 2012年03月31日 
JST資料番号: L1602B  ISSN: 1881-7726  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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南米アンデス地方原産のキノア(Chenopodium quinoa)は,アカザ科アカザ属一年草の擬穀類で,かつてのインカ族の主要穀物の一つであり,血圧上昇抑制作用などの生体調節機能が確認されるなど機能性食品としても注目されつつある。キノアの国内初の産地化を実現するために,Sea-level typeの品種「NL6」を用いて,播種時期,栽植密度,窒素基肥施肥量の違いが生育,収量,子実品質に及ぼす影響,病害虫に対する防除効果を調査し,現地試験において生産に要する労働時間を算出した。その結果,春播種(4月),夏播種(8月,9月)において栽培可能であり,春播種では栽植密度が30~90株/m2の範囲内において,子実収量,品質は変わらない。夏播種は春播種より子実品質が優れ,収量性はやや少ないものの平坦地では密植にすることで増収が可能である。地上部窒素吸収量は10kg/10a程度であり,窒素基肥施用量は8kg/10aが適していた。また,春播種においてカメノコハムシなどの害虫が発生するが,これに対して,イミダクロプリドフロアブル剤は高い防除効果を示した。さらに,キノア生産に係る労働時間は10aあたり約30時間で,このうち収穫後の選別調整作業が60%以上を占めた。そのため,選別工程の機械改良など省力化に向けての検討が必要である。一方で,播種から収穫までの栽培期間中の作業時間は大豆や水稲より少ないので,新たな土地利用型作物として期待できる事が示唆された。
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分類 (4件):
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畑作物一般  ,  作物の品種  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  施肥法・肥効 
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