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J-GLOBAL ID:201202266958136851   整理番号:12A1718398

会合性高分子ネットワークの粘弾特性に及ぼす架橋点のゆらぎの影響

Effects of fluctuations of cross-linking points on viscoelastic properties of associating polymer networks
著者 (6件):
資料名:
巻: 51  号: 11-12  ページ: 1021-1039  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: H0158A  ISSN: 0035-4511  CODEN: RHEAAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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多重接合会合性高分子により形成される高分子ネットワークの動機械的および粘弾性特性に及ぼす架橋点または接合のゆらぎの影響を単一鎖法に基づき研究した。接合のゆらぎは仮想ばねの導入により処理した。仮想ばねの処理について,応力における仮想ばねからの直接的寄与を無視するか導入するかの2種の可能な事例を考察した。無視した場合,接合のゆらぎが広い振動数範囲で動弾性係数を低減する(柔軟化する)ことを示した。この結果は静的または平坦部弾性率の減少を予測する幾つかの多重鎖モデルの結果と定性的に一致する。またゆらぎが接合の会合/解離からもたらされる低振動数の会合性Rouseモードを加速することも示した。これらの結果は妥当のように見えるが,全応力から仮想ばねの寄与を無視したことによる仮想仕事原理や熱力学第二法則に対する熱力学的非一貫性からくる二三の誤差が予測される。一方,仮想ばねの直接寄与を応力に含めると熱力学は満たされるが,平坦部弾性率は変化せず多重鎖モデルの予測に反する。柔軟化は低振動数領域でのみ起こる。このように各モデルは長所と短所の両方を持ち,従って単一鎖法の枠組み内での接合のゆらぎの取り扱いには注意と更なる研究が必要である。Copyright 2012 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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高分子の立体構造  ,  高分子溶液・融液のレオロジー 
タイトルに関連する用語 (4件):
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