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J-GLOBAL ID：201202267169455817   整理番号：12A0775894

東日本大震災による多賀城市の被災状況の調査と復旧・復興に向けた提言 VI.地盤および液状化

著者 (2件)： 飛田善雄 (東北学院大) ,  山口晶 (東北学院大)
資料名： 東北学院大学工学総合研究所紀要(CD-ROM)  (Bulletin of Research Institute for Engineering and Technology, Tohoku Gakuin University (CD-ROM))
号： 1  ページ： ROMBUNNO.4-VI  発行年： 2012年03月23日 
JST資料番号： L2125C  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報告は,「東日本大震災による多賀城市の被災状況の調査と復旧・復興に向けた提言」のうち,「地盤および液状化」というテーマで,多賀城市周辺の地盤の地震被害調査の結果について取りまとめたものである。筆者らは,4日間(4/15,4/17,5/11,5/17)にわたり,現地調査を行った。なお,津波による地盤被害は,調査対象外とした。今回の調査では,マンホール浮き上がり,マンホール周辺地盤の沈下,埋設管路による道路の陥没,水路のボックス直上道路の段差,橋梁と盛土の接合部の段差という,5種類の地震による被害状況を確認した。マンホールの浮き上がりには,埋め戻し土に固化材を混入する方法が有効である。橋梁と道路の取り付け部や道路直下の埋設物による段差は,周辺地盤の十分な締め固めで,低減できる可能性がある。土の締固めの重要性を意識して,管理基準等を設定することが,もっとも有効である。

シソーラス用語： 宮城県 ,  *震災 ,  *災害調査 ,  *災害 ,  液状化 ,  地盤沈下 ,  高さ ,  浮上り ,  マンホール ,  接合部 ,  地中埋設物 ,  土木材料 ,  地盤改良 ,  締固め
準シソーラス用語： マンホール浮き上がり ,  固化材 ,  段差 ,  *地盤災害 ,  *東日本大震災

分類 (2件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A) ,  自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (10件)： 東日本大震災 ,  多賀城市 ,  被災 ,  状況 ,  調査 ,  復旧 ,  復興 ,  提言 ,  地盤 ,  液状化