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J-GLOBAL ID：201202267269406007   整理番号：12A1253453

脳波BMI技術を用いた実用的意思伝達システム

著者 (1件)： 長谷川良平 (産業技術総合研 ヒューマンライフテクノロジー研究部門)
資料名： 電子情報通信学会誌  (Journal of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)
巻： 95  号： 9  ページ： 834-839  発行年： 2012年09月01日 
JST資料番号： F0019A  ISSN： 0913-5693  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,脳と機械を直結するBrain-Machine Interface(BMI)技術を用いた脳機能補償技術の開発が盛んになっている。なかでも頭皮上脳波に着目した非侵襲BMIは,重度の運動機能障がい者を対象にした画期的な意思伝達支援技術として注目されている。しかし,脳波BMIシステム実用化のためにはハードウェアとソフトウェアの両面において解決されなければならない課題が幾つか存在する。本稿では,脳波BMIの基本原理やその開発動向,更には筆者の研究チームで開発を進めている脳波BMI「ニューロコミュニケーター」とその臨床応用を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *マンマシンインタフェイス ,  脳波 ,  *助成 ,  運動障害 ,  事象関連電位 ,  電気生理
準シソーラス用語： *BMI【インタフェイス】 ,  *意思伝達支援 ,  運動機能障害

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (19件)：

• LEBEDEV, M. A. Brain-machine interfaces : past, present and future. Trends. Neurosci. 2006, 29, 9, 536-546
• 長谷川良平. ブレイン-マシン インタフェースの現状と将来. 信学誌. 2008, 91, 12, 1066-1075
• 川人光男. 脳の情報を読み解くBMIが開く未来. 2010
• HOCHBERG, L. R. Reach and grasp by people with tetraplegia using a neutrally controlled robotic arm. Nature. 2012, 485, 372-375
• BIRBAUMER, N. A spelling device for the paralysed. Nature. 1999, 398, 297-298

タイトルに関連する用語 (3件)： 脳波 ,  BMI ,  意思伝達