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J-GLOBAL ID：201202267526670730   整理番号：12A1234880

リゾチームのプロトン化およびマイカ表面への吸着に対するその結果

Protonation of Lysozymes and Its Consequences for the Adsorption onto a Mica Surface

著者 (3件)： JACHIMSKA B. (J. Haber Inst. Catalysis and Surface Chemistry, Polish Acad. Sci. (PAS), Cracow, POL) ,  KOZLOWSKA A. (J. Haber Inst. Catalysis and Surface Chemistry, Polish Acad. Sci. (PAS), Cracow, POL) ,  PAJOR-SWIERZY A. (J. Haber Inst. Catalysis and Surface Chemistry, Polish Acad. Sci. (PAS), Cracow, POL)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 31  ページ： 11502-11510  発行年： 2012年08月07日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電解質溶液中の卵白リゾチーム(LSZ)の物理化学的性質を決定した。イオン強度0.15MにおけるLSZの流体力学的直径は4.0nmであった。決定されたパラメータを用い,分子表面における補償されていない電荷の数,N_c,を電気泳動移動度のデータから計算した。pH3.0,イオン強度I=0.15MではN_c=2.8であった。より低いイオン強度I=0.001MではpH=3.0でN_cは5.6に増加した。固有粘度および流体力学的直径の結果をBrennerモデルからの理論予測と比較した。この方法を用いて,LSZの有効分子長は5.6nmであることがわかった。LSZ吸着膜に対する付加的な情報を接触角測定から得た。LSZおよびマイカ表面が反対電荷をもつ場合にLSZ膜上で大きな接触角が測定される。LSZの正のζ電位が高いほど接触角は大きくなりマイカに対するLSZの吸着親和性は非補償電荷の増加に伴い増加することが示唆される。

シソーラス用語： *リゾチーム ,  *プロトン化 ,  *雲母 ,  *表面 ,  *吸着 ,  表面電荷 ,  粘度
準シソーラス用語： *マイカ ,  固有粘度 ,  卵白リゾチーム ,  流体力学的直径

分類 (2件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (4件)： リゾチーム ,  プロトン化 ,  マイカ ,  吸着