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J-GLOBAL ID:201202267886420190   整理番号:12A1097303

可食性のブドウ若芽の数種ビタミン類とポリフェノール含量及びその利用

Content of Several Kinds of Vitamins and Polyphenol in Edible Young Buds of Grape
著者 (12件):
資料名:
号: 49  ページ: 1-6  発行年: 2012年03月10日 
JST資料番号: S0089A  ISSN: 1341-3244  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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廃棄されているブドウの若芽の有効利用を目的とし,ブドウ9品種について若芽に含まれるビタミンB群,総ビタミンC,ポリフェノールおよびレスベラトロールの含有量,抗酸化能について検討した。また食用として若芽の天ぷらを試作した。ビタミンB2含有量は平均0.2mg/100gで品種間で差がなく,ビタミンB1(平均0.08mg/100g),ナイアシン(平均1.5mg/100g),ビタミンB6(平均0.06mg/100g)の含有量は品種間で差があった。総ビタミンC含有量(平均111mg/100g)は,最も多い品種は高尾であった。ポリフェノール含量は最も多いのがオリエンタルスター1395mg/100gで,少ないのは巨峰421mg/100gであった。レスベラトロール含量は高尾が最も多く12.0μg/gで,品種間で差があった。抗酸化能は最も高いのはオリエンタルスターの42mmol Trolox当量/100gであった。抗酸化能とポリフェノール含量はほぼ比例していた。てんぷらにした4種若芽は,ポリフェノール,総アスコルビン酸含量が平均約40%減少したが,美味しく食べられたことから,ブドウ若芽は廃棄することなく食材として有効利用が可能であった。
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分類 (2件):
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果実とその加工品  ,  植物の生化学 
物質索引 (6件):
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