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J-GLOBAL ID:201202267973569035   整理番号:12A0563101

腹部脂肪症の日本人男性におけるS100A8/A9複合体(カルプロテクチン)の高循環濃度と肥満マウスにおけるS100A8とS100A9の制御不全な発現

High circulating levels of S100A8/A9 complex (calprotectin) in male Japanese with abdominal adiposity and dysregulated expression of S100A8 and S100A9 in adipose tissues of obese mice
著者 (8件):
資料名:
巻: 419  号:ページ: 782-789  発行年: 2012年03月23日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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免疫経路の内部リガンドとして機能するS100A8/9A複合体,カルプロテクチン,はアテローム硬化症と関連している。これらの蛋白質は,NADPHオキシダーゼ活性化,Toll様受容体4結合能,高度なグリケーション最終産物への受容体と関連しているなどのいくつかの機能をもっていることが報告されている。著者らは,最近,S100A8 mRNAがマウス白色脂肪組織及び分化した3T3-L1脂肪細胞において高度に発現されていることを報告した。しかしながら,マウス脂肪組織におけるS100A9発現の制御は解明されていない。著者らの日本人男性,肥満と正常なマウス,及び培養細胞に関する研究の結果は,以下のことを示していた:(1)500人の日本人男性において,S100A8/9A複合体,カルプロテクチンの血清レベルが内臓脂肪面積,肥満指数,皮下脂肪面積及び白血球数と関連していた,そして(2)やせたマウスと比較して,肥満マウスでは,成熟脂肪組織画分のS100A8のmRNAと,間質血管細胞画分におけるS100A9とがより高いレベルで発現していた。肥満脂肪組織におけるS100A8とS100A9の過剰発現は,少なくとも部分的に,腹部肥満におけるS100A8/A9複合体の高循環濃度に含まれているだけでなく,脂肪組織と全身組織炎症にも含まれているかもしれない。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  ,  糖質の代謝と栄養 

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