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J-GLOBAL ID:201202268202060048   整理番号:12A0361407

イモゴライト/DNA複合ハイドロゲルの調製と特性解析

Preparation and Characterization of Imogolite/DNA Hybrid Hydrogels
著者 (8件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 276-281  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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火山灰性粘土質のイモゴライト(芋子石)とDNAを塩酸酸性溶液(pH4)として37°Cで攪拌するとAl-OHとリン酸基との親和性によってハイドロゲルを与えること,およびそのゲルの構造と物理化学的特性が報告された。DNA配合比は最大で等モル,重量比でDNA:イモゴライト=83:17まで可能だが,複合中のDNA含量は配合比が50~70%付近で頭打ちとなり,それを超えるとむしろ低下した。生成した複合ゲルを遠心分離によって単離し,広角X線回折(WAXD)と透過電顕(TEM)での観察によって乾燥状態の複合ゲル中のイモゴライトは単独の場合(連続した網目構造)とは異なる繊維状の形態を持っていることが分かった。ほか動的粘弾性(貯蔵弾性率,損失弾性率,複素粘度)も評価され,DNA配合比に応答した変動が確認された。この複合ゲルは化学的にはかなり安定で,DNAリリース率を指標に検証したところ,37°Cの中性~弱アルカリ条件(~pH8)では24時間で1%程度,pH9~10で7%,強アルカリ条件(pH11)でも約13%のリリースに止まった。さらに食塩の添加(0.01~0.1mol/L)や温度の抑制(5°C)によって安定性の向上が見られ,リリース率は24時間で1~2%程度まで下げられることが分かった。
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分類 (3件):
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核酸一般  ,  高分子溶液の物理的性質  ,  高分子固体の構造と形態学 
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