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J-GLOBAL ID:201202268348802119   整理番号:12A1166489

乾燥および高湿度条件下における異なる前駆体から得た活性炭へのベンゼンの吸着と脱着挙動

Adsorption and Desorption Behavior of Benzene on Activated Carbons from Different Precursors in Dry and Humid Conditions
著者 (4件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 387-394 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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5種類の前駆体のCO2活性化によって調製した活性炭(ACs)および市販のココナッツ殻ACを相対湿度(RHs)0%,50%と70%で空気中からのベンゼン吸着(5ppmv)に対して使用した。実験室で調製したACsのベンゼン吸着容量は0%のRHで類似していたが,水分の存在下で著しく異なった。ベンゼン取込に及ぼす水分の負の影響は,表面極性部位が大きい場合でより大きくなった。最大0.8nmまでのACsの平均細孔径が,70%のRHでベンゼン吸着に有利であったが,一方0.8nmを超えるACsの平均細孔径は,50%のRHでベンゼン吸着に有利であった。吸着後のACsからのベンゼンの脱着を昇温脱離(TPD)法により調べた。ACsの脱着プロファイルは同じRHで類似していることを見出し,ベンゼンの吸着が,それらの起源および細孔特性と化学特性の違いにもかかわらず,すべてのACsで類似の吸着サイトで発生することを示唆した。70%のRHにおいて,ベンゼンは高エネルギー部位にのみ吸着され,それはより高い温度への脱着プロファイルのシフトをもたらした。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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吸着,イオン交換  ,  吸着剤  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (1件):
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