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J-GLOBAL ID：201202268867297006   整理番号：12A1768383

ヘム/銅組織介在亜硝酸塩と一酸化窒素相互変換

Heme/Copper Assembly Mediated Nitrite and Nitric Oxide Interconversion

著者 (3件)： HEMATIAN Shabnam (Johns Hopkins Univ., Maryland, USA) ,  SIEGLER Maxime A. (Johns Hopkins Univ., Maryland, USA) ,  KARLIN Kenneth D. (Johns Hopkins Univ., Maryland, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 46  ページ： 18912-18915  発行年： 2012年11月21日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,重要な窒素酸化物のヘム/Cu組織介在相互変換と関わる化学系を述べた。一酸化窒素(NO)は重要な細胞シグナル分子で,多くの生理学的,病理学的過程と関わる強力な血管拡張剤だが,亜硝酸塩(NO₂^-)は内生NO代謝の一電子酸化生成物である。チトクロームcオキシダーゼのヘム_a3/Cu_B活性部位は,NOへの細胞NO₂^-還元で役割を果す。同じ中心は,酸化化学によりNOをNO₂^-プールへ戻す。部分還元ヘム/Cu組織がNO₂^-を還元し,一酸化窒素を生成するが,ヘムは還元剤として働き,Cu^IIイオンを必要とする。同様にμ-オキソヘム-Fe^III-O-Cu^II錯体はNO₂^-へのNO酸化を容易にする。最終生成物は還元ヘムとCu^II-ニトリト錯体である。

シソーラス用語： 分子 ,  血管拡張薬 ,  *一酸化窒素 ,  *アニオン ,  *亜硝酸塩 ,  代謝産物 ,  *酸化 ,  チトクロームcオキシダーゼ ,  活性部位 ,  ヘム ,  *鉄錯体 ,  *銅錯体 ,  *二核錯体 ,  *多核錯体 ,  *相互変換 ,  *還元
準シソーラス用語： シグナル分子 ,  *亜硝酸イオン ,  *異核錯体 ,  血管拡張剤 ,  一電子酸化

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  生体物質一般  (EB02010G)

タイトルに関連する用語 (6件)： ヘム ,  銅 ,  組織 ,  亜硝酸塩 ,  一酸化窒素 ,  相互変換