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J-GLOBAL ID:201202269018409166   整理番号:12A0616830

ハツカダイコン(Raphanus sativus L.)の日本品種のグルコシノレート組成の小変動にはグルコシノレート組成の品種改良で単純な定量分析が必要である

Small variation of glucosinolate composition in Japanese cultivars of radish (Raphanus sativus L.) requires simple quantitative analysis for breeding of glucosinolate component
著者 (6件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 63-70 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: Y0311B  ISSN: 1344-7610  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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日本で栽培されるハツカダイコン(Raphanus sativus L.) のグルコシノレート(GSL)含量の相違変化を解明するために,28品種の全体及び個々GSLを 高速液体クロマトグラフィによって分析した。これらの品種において,3つの脂肪族GSL(グルコラフェニン,グルコエルシン及び4-メチルチオ-3-ブテニルGSL(4MTB-GSL))及び3つのインドリルGSL(4-ヒドロキシ-グルコブラッシシン,グルコブラッシシン及び4-メトキシ-グルコブラッシシン)を含むGSL種を検出した。GSLの品種特異型は確認されなかった。優勢GSLは4MTB-GSLであったが,その含量(’Koushin’ の8.6 μmol/gから’Karami 199’の135.7 μmol/g)は著しく相違した。日本のダイコンの全GSLの約90%以上は4MTB-GSLであり,中国又はヨーロッパガーデンハツカダイコン品種でより高比率である。日本品種のグルコシノレート組成変化は小さいので粗抽出液中の全GSL含量を推定するための単一で迅速な手法を構築した。総GSL含量はGSL粗抽出液及びパラジウム(II)塩化物溶液で425 nmの吸光度を用いた予測式(Total GSL (μmol/g) = 305.47 × A425 - 29.66)によって推定が可能である。その決定係数(R2)及び予測標準誤差(SEP)は0.968及び8.052である。この方法は,全GSL含量一人当り1日につき200以上の標本から総GSL容量推定を可能にする。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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野菜  ,  植物の生化学 

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