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J-GLOBAL ID：201202269358854741   整理番号：12A0911279

東部太平洋における親生物元素および金属元素の堆積過程

著者 (6件)： 南秀樹 (東海大 生物理工) ,  山田悠香子 (東海大 生物理工) ,  澤崎和也 (東海大 生物理工) ,  小畑元 (東大 大気海洋研) ,  中口譲 (近畿大 理工) ,  村山雅史 (高知大)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2012  号： 春季  ページ： 151  発行年： 2012年03月13日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東部赤道太平洋は湧昇域であり,気候変動に対応した表層の生物生産量や種が長期にわたり平均的に大きく変化すると予想される。堆積物はこれらの気候変動や生物生産量の情報を蓄積していると考えられる。また,海洋表層の生物の発生には必須栄養塩の他にFe,Mn,Ni,Cu,Znなどの生物活性微量金属元素が必要とされている。これら金属元素も過去の生物生産の指標となる可能性がある。そこで,本研究は東部太平洋の海底境界層おいて親生物元素および金属元素の堆積過程について考察した。親生物元素の炭酸カルシウムやOpalは低緯度の赤道域で多く堆積し,鉄酸化物などはそれよりも北側で多く堆積していることが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *海底堆積物 ,  境界層 ,  海洋環境 ,  指標 ,  *金属元素 ,  *東太平洋 ,  生物生産 ,  鉄 ,  ニッケル ,  マンガン ,  銅 ,  亜鉛

分類 (1件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 太平洋 ,  生物 ,  元素 ,  金属元素 ,  堆積過程