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J-GLOBAL ID:201202270071823010   整理番号:12A0111814

ポリエチレンとポリプロピレン中のにおい生成機構の確認のための種々の分析法の組み合わせ

Combining different analytical approaches to identify odor formation mechanisms in polyethylene and polypropylene
著者 (5件):
資料名:
巻: 402  号:ページ: 903-919  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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前報で筆者らは,未処理ポリプロピレンと処理ポリプロピレン(PP)の両方に,におい活性化合物としてのカルボニル化合物を同定し,温度駆動性の生成機構を示した。本研究で筆者らは,(1)これらのカルボニル化合物がポリオレフィンのにおいの主要な成分であるか否か,(2)その生成は典型的な処理温度よりも十分に低い温度ですでに起きるか否か,(3)ポリオレフィン中の通常の抗酸化剤がその形成を低減するか否か,及び(4)存在する酸素の量の低減がにおいを減少させるか否かを調べた。ポリエチレン(PE)とPPを選択し,安定化ポリマー粉末と未安定化ポリマー粉末を種々の酸素濃度条件に暴露した。揮発分画分とにおい活性化合物の生成をガスクロマトグラフィー(GC),多変量データ解析,GC-オルファクトメーター法,及び官能試験を利用してモニターした。調べたPRとPPの両方が,類似の分解生成物(アルデヒド類,ケトン類,カルボン酸類等)を与え,時間の経過と未安定化ポリマーの場合で劇的に増加した。主にカルボニル化合物である酸化生成物がにおいに関与した。主なにおい成分は,短鎖(C6とC9)不飽和のケトン類とアルデヒド類であった。興味深いことに,同様のにおいパターンが,安定化剤ポリマー粉末と未安定化ポリマー粉末の両方に見出され。安定化とは無関係に類似の反応が起きることを示唆した。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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ガスクロマトグラフィー  ,  高分子の物性一般 
引用文献 (38件):
  • Plastics Europe (2010) The compelling facts about plastics 2009.www.plasticseurope.org. Accessed 16 July 2010
  • VDA 270 (1992) Determination of the odor characteristics of trim materials in motor vehicles. German Association of the Automotive Industry (VDA)
  • Laing DG, Link C, Jinks A, Hutchinson I (2002) Perception 31:617-635
  • VDA 276 (2000) Determination of organic emissions from automotive parts using a 1 m3-testing chamber. German Association of the Automotive Industry (VDA)
  • VDA 277 (1995) Non-metallic materials for automotive interior-determination of emission of organic compounds. German Association of the Automotive Industry (VDA)
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タイトルに関連する用語 (5件):
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